2005年11月14日 (月)

CFPvs金財1級

昨日のCFP試験の金融はそーとー難しかったみたいですね。私はまだ問題を見ることはできないんだけど、いろんなコミュニティサイトやブログに書き込まれたコメントを見るとそんな感じです。

最近は講師Aこと私も金財(金融財政事情研究会)1級の試験対策講義もやるので、両者(CFPと金財1級)の試験対策をやっている私の視点で出題傾向や難易度の違いを少々挙げてみますと・・・

■ポートフォリオ理論
計算問題はCFPの方が詳細な問題が出る。CAPMの用語を問う問題(虫くい問題)とかジェンセンのαの計算問題などが定番。シャープレシオの計算問題は両者とも出るね。
期待収益率、分散、標準偏差の計算は両者とも定番。でもこの分野ではCFPの方が難易度は高いかな。

■デリバティブ
両者ともオプションが出題頻度、ウェイトともに高いけど、詳細な問題が出るのは金財の方かな。
特に金財では文章問題だけどいわゆる「新種のオプション(エキゾチックオプション)」の問題が多いね。
「スワップション」とか「コーラブルスワップ」とか「エクイティスワップ」などの用語はCFPではほとんどお目にかからないし・・・
憶えないといけない用語が多い分だけ金財の方が厄介かもしれない。
一方CFPでは、計算問題が多くを占めるものの、単純なオプションの損益の問題が多いので過去問で何とかなるだけ楽なはず。たまに金利スワップの計算や2項分布なんて出るけど、これはできなくてもOK(合格できる)からね。解説読んで、少しだけもがいて、それでもわからなければ捨てしまえっ(笑)。

■債券
(金財)仕組み債の問題は結構細かいぞ。
バミューダタイプ※、ノックイン、ノックアウトタイプ、マルチコーラブル・・・いろいろ出てくる。
CFPではほとんど出題されなくなった「EB(他社株交換可能債)」なんかもしつこく出てる。
利回りや債券価格(利付債、割引債)を求める計算問題は両者とも同じような問題。
デュレーションも両者ともに計算問題はなく、文章題なのでeasy。

※「バミューダタイプ」ってオプションのアメリカンタイプ(行使期間中であればいつでも行使できる)とヨーロピアンタイプ(満期日だけ権利行使できる)の中間的な行使形態(行使期間中に複数回行使できるチャンスが間隔を空けて設定されている)っていうことなんだけど、これってアメリカ大陸とヨーロッパ大陸の中間にバミューダ諸島があるところからこのネーミングらしいね。。。なんか単純なネーミング。詳しくはこちらに詳しく説明あり。

■株式
問題数は少ないが、難易度は金財1級の方が上。
ROEの3指標分解※とかROAの2指標分解とか出るからね(CFPでは出たことないよね)。
※あるサイトの受験者コメントでは、今回(H17.11)試験は「ROEの問題がいつもどおりでなく、過去問やっただけでは解けなかった」とあるので、もしかしてこれが出たのかもしれない。まぁいずれわかるでしょう。
その他“金財っぽい”問題としては、サステイナブル成長率とかICR(インタレスト・カバレッジ・レシオ)なんかかな(これもCFP試験ではお目にかからないね)。

■投資信託
CFPの方が難しい。計算が必ず出るし、出題数も多い。

・・・とまぁ少し挙げただけでもこれだけの違いがあるのです。


出題形式や出題数j自体がかなり違うので一概に比較できない部分もあるけど、
総括すると計算問題ではCFP、範囲の広さや用語の難しさでは金財1級かな。

どっちを受検しようか迷っている人は参考にして下せぇ。

あ・それとCFPの認定制度は来年から大きく変わるのでチェックが必要だ。

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2005年11月13日 (日)

CFP試験ですね。

いよいよCFP試験の第1週目ですね。金融資産運用設計は1課目目です。
受ける方は全力を尽くして頑張って下さい。講師Aも陰ながら応援しております。

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2005年10月27日 (木)

外務員講座も無事終了

外務員講座全8回も本日を持って無事終了です!
30数名の受講生の方々(第1期生)の合格を講師A草葉の陰から(注)祈っておりますよ。
(注)死んでないけど・・・。

でも収録もライブ講義も終了してホッとした。もう今年も終わりか・・・気分的には。

おーっ!ところでロッテ4連勝で日本一決めたね。海の向こうではシカゴホワイトソックスが3連勝でワールドシリーズに王手。先日はディープインパクトがデビューから6連勝で3冠馬。

俺は・・・どうする?とりあえず3連休でも取っとくか・・・。

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2005年10月15日 (土)

CFP講座

本日は都内でCFP講座最終回(問題演習講義)でした。インプット&アウトプットで6時間。これで東京・大阪会場ともに一段落です。収録も本日で終了。あとは11月の試験直前に直前対策総まとめ講義を残すのみとなりました。
ところで、本日の受講生の方の中に本ブログの読者を発見!「ブログ読んでますよ」と講義終了後に言って頂き、驚くとともに、嬉しかったりしました。

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2005年10月14日 (金)

AFP 2005年9月試験の穴(後半)

はい前々回のつづきから・・・

(問題26)★★★
いつものやつだね・・・得にひねりなし。ここは確実に取りたい。
公式は省くけど、
1.○ A社PER50倍、B社PER37.5倍 ⇒B社が割安
2.○ A社PBR2.5倍、B社PER1.5倍 ⇒B社が割安
3.× A社の配当性向 10/40×100=25%
4.○ B社の配当利回り 3/300×100=1%

(問題27)★★
2が誤り。説明が逆だね。円高で預入れ、円安局面で払い出せば為替差益が得られる。その逆なら為替差損になります。この問題はeasy。

(問題28)★★
1が誤り。購入にかかる手数料などは考慮せず・・・⇒考慮するよねフツー。
これはポートフォリオ理論嫌いな人でも常識で解けるサービス問題だ。

(問題29)★★★
2が誤り。上場不動産投信も源泉徴収で課税関係を終了させることができる。つまり確定申告不要。税率は現在10%(所得税7%、住民税3%)ね。
⇒(参考)総合課税を選択しても「配当控除」は不可。

4.は間違えやすいけど○。「償還差損」だから通算できるんだよ。
⇒(参考)償還差益とか解約差益は通算できない点に注意。

(問題30)★★★★
4.が誤り。
金融商品販売法では、個人及び事業者(プロを除く)を保護の対象とし、
消費者契約法では、事業の契約者を除く「個人」を保護の対象としている。つまり法人は除外されている。

★を4つとしたのは、両法の「保護の対象」自体を問題としているパターンが珍しいからと、2.の選択肢に「外国為替委託証拠金取引」が入っているからです。(外国為替委託証拠金取引は平成16年4月から金融商品販売法の対象となってますぜ。)

以上です。いかがですか?少しは役に立ったでしょうか?
他の課目は自分で考えてね!「金融」の穴だから・・・

実技試験もそのうちやりましょう・・・というかやるかも。←「断定的判断の提供」ではありませんよ。

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2005年10月 7日 (金)

AFP 2005年9月試験の穴

ご無沙汰しております。講師Aです。9/21以来のupですので、仲間内では死亡説や失踪説も出ているとか、ないとか・・・。
実は前回の記事で、「次回AFPの解説するよ」と書いてしまったものの、面倒くさくなってしまったりして・・・ました。ハイ。

というわけで、やっぞ。平成17年9月試験金融の解説(金融の学科だけだよ)。問題はこちらから。

問題21(難易度★)←5段階評価★の数が多いほど難
いつもどおりの預貯金の問題だけど、商品名(スーパー定期とか定額貯金とか)が出てこない問題。
選択肢3と4はペイオフ絡みの問題。
3が誤りで、郵便貯金は預金保険では保護されず、公社化後も国が元利金を全額保証しているんだよ。

問題22(難易度★★★)
ETFの単独問題。1が正しい。信用取引の対象にできますぜ。
2.ETFのような上場投信は市場で売却するんです。(解約請求はないよ)。
3.「金銭を拠出」ではなく、「現物株式」を拠出するんです。
4.普通の投信と違い、基準価額による売買ではない。あくまでも市場における時価で売買だよ。

問題23(難易度★★)
(ア)(イ)はとってもeasyだ。これ解けないとまずいよ。君ぃ~。
まず、(ア)はアクティブ運用はベンチマークに追従しない。⇒ベンチマークを上回るように運用するんです。
(イ)ボトムアップアプローチの説明に「マクロ分析により・・・」はありえないのです。「マクロ分析により・・・・」というのはトップダウンアプローチの説明だよね。この問題悩むとすれば(ウ)だけど、
明らかに、「募集時期が同じ投資信託ごとにパフォーマンスを相対比較する・・・」っていうのはおかしいよね。
だったら株投と公社債投信も同じ土俵で評価することになるしね。正しくは、投資信託を同じカテゴリー(例えば国内株式のインデックス型とかね)に分類してその中での相対評価を行うんですよ。

問題24(難易度★★★★)
プライベートエクイティの問題は初登場。趣味だね。出題者の・・・
解けなくても落ち込む必要なし!
まぁでも(ア)は「創業間もない企業に投資するベンチャーキャピタル・・・」から「未公開企業の株式」を選ぶのが、
フツーですぜ。(イ)も「将来、転売等によって投資元本の回収を図る・・・」んだから「経営権の取得」じゃないよなぁ~くらいのノリでOK。もう出ないでしょ。この問題。

問題25(難易度★★)
これは取ろうね。いつものやつだから・・・
債券利回りの問題の中では今回のは難易度低いぞ。公式憶えてなくても解けるから・・・
2.が誤りです。「直接利回りは、額面金額に対して、・・・・」ではなく「購入金額に対して」が正解です。
でもこのパターンは久振りかも。

今日は半分のここまで。何故って?もう疲れたからです。失礼っ!


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2005年9月 8日 (木)

証券外務員講座初日盛況!

前にもこのブログで書いたけど、本日より大手資格学校T社の八重洲校で「証券外務員資格講座」が開講しました。通学で全8回です。詳しくはこちら
初日でしたので、どれくらいの受講生が来てくれるのか不安でしたが、ふたを開けてみれば30名強の方が受講してくれました。P505i0012124434

お~っ(拍手)。ひと安心です。人数によって私のギャラが変わることはないんだけど、やっぱり受講生は多い方がいいよね。講義終了後に数名の受講生と話したところ、IT企業に勤務している若者は「自社株買って一儲けしたいから」とか、また別の方は「人生変えたいから」とか色んな理由で受講されているようです。こっちも気合入れなくちゃいかんね。10/2からは日曜昼コースが渋谷校で開講するよ。こちらは女性講師の講師Kっす。講師Kさん、読んだらコメントよろしくたのむよ!

それにしても何故か前回の記事で1日のアクセス数最多更新(75件)。う~ん。よくわからないなぁ。ヒグマがよかったのか・・・?打倒!真鍋かをり

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2005年9月 7日 (水)

恐るべし数量分析!

9月より証券アナリスト協会が主催する「数量分析講座(予備講座全3回、本講座全6回)」に参加することにしました。証券アナリスト資格の講師をするわけでもないのですが、やはり金融でポートフォリオ理論を語る際に「数学的アプローチは知っておいた方がよいかな」と以前から思っており、ようやく重い腰をあげたという次第です。本日は予備講座の2回目でしたが、教室は約60名ほどでほぼ満杯(写真下)でした。P505i0011796746

持っている携帯ストラップのロゴや聞こえてくる会話から察するに、ほとんどが金融機関のスタッフ部門の方のようです。まぁスタッフ部門じゃないと平日の18:30から来れませんよね・・・アナリスト試験は営業の方があまり合格できないのも頷けます・・・。

それはさておき、講座ですが私のように頭のてっぺんからつま先まで純度100%の文系人間には、高校2年くらいから実に20年ほど避けてきた数式・公式のオンパレードです。講師プロフィールによると、東大の大学院の研究生みたいな方が教えてくれるんだけど、これまた講師業を生業とする私から見ると実に素人っぽい教え方なのが追い討ちを掛けてくれます(一生懸命さは伝わってきたのと、受講料が安いのでよしとしますけど)。でも、今まで腑に落ちなかったことが1つ1つ理解できていく快感のようなものは味わえました!これはよかった。収穫です。なんかこう絡まっていた糸がほどけていく感覚ですね。。。

しかし36歳にもなってシグマの計算問題やらされるとは思いませんでしたけど・・・《前略、高校の数学の先生、先生のいうとおり真面目に勉強しておけばよかったと拙者今頃反省しております(号泣)》。それともう1つ、関数電卓買ったはいいけど、使い方わからね~。誰か教えてくれよっ!!(ついでに関数電卓使い方講座もやってくれ)。7,000円もしたんだぞ!!(もちろん経費で落とさせていただきます)

まぁまだ先は長いんで挫折しないように頑張りますかね。

(写真上)Σ(シグマ)のオンパレード。
      なんか累計の足し算に便利らしいぞ!
P505i0011993360


(写真下)こちらはヒグマ(エゾヒグマ)。北海道に生息していて川魚や木の芽、小動物などを主食としているらしい。こっちのほうが親しみやすいな。。。
P505i0011862286

◆◇◆◇本日の講義◆◇◆◇
某銀行主催お客様向けセミナー(セミナー1h) 
以上

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2005年9月 5日 (月)

CFP金融予想②

日銀の金融政策の問題では、おそらく公開市場操作(オペ)において「札割れ」が今年2月頃から度々生じていることを考えると、選択肢の1つとして出題されそうです。

「札割れ」はこちらを参照してね。

さらに今年6月2日には、日銀当座預金残高が2001年3月の「量的緩和政策」導入以来初めて下限目標の30兆円を下回っています。これも日銀の金融政策の今後の行方を見極める上で重要な出来事ですから、11月試験受ける人は一応頭に入れておく必要はあると思いますよ。あくまでもサラっとね(深入りは禁物です)。

日銀当座預金残高割れは森永卓郎さんの記事を参照して下さい。

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CFP金融予想①

体調も万全とはいかないまでも何とか回復に向かい、ワイルドカード争いを繰り広げるヤンキースvsアスレチックス戦を観ながら模擬試験作成に取り掛かりました。

次回11月CFP試験(金融資産運用設計)の予想ですが、
パターンどおりであれば「国民生活白書」の虫くい問題が出題されるはずですが、
今年は「国民生活白書」の発表時期が例年より約3ヶ月遅れたため、問題作成スケジュールから考えて出題はないかもしれません。
一方、これも11月試験お決まりの日銀の「金融経済月報」の基本的見解の虫くい問題。
こちらはパターンどおり出題されると予想します。「国民生活白書」が出題できないとネタがありませんからなおさらです。
6月分、 7月分あたりの基本的見解はプリントアウトして電車の中ででもサラッと読んでおくべきでしょう。
「マル憶え」しなくても「どんなことが書いてあるのか」を本文に出てくるキーワード(IT関連分野の在庫調整、原油価格上昇の影響など)を意識して流し読みする程度でよいでしょう。

キーワードを意識して読んでおけば、出題される月がずれてもなんとなく解けるものです。
あまりここだけに力入れすぎないことも重要ですよ。所詮は1問。。。

個人的には昨年初刊行の内閣府「日本経済2004(いわゆる『ミニ白書』)」が出てもおかしくないかなと思ったりもしています。

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